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プレジデンツ・データ・バンク株式会社 - 社長インタビュー

最終更新日時:2007年12月18日

プレジデンツ・データ・バンク株式会社プレジデンツ・データ・バンク株式会社

みんなで一つのことに向かって頑張れるような
環境を提供したい

プレジデンツ・データ・バンク株式会社
代表取締役社長
高橋 礎(33)

26歳の時、突然思い立ち、それまで勤めていた会社を辞めて起業。上司に裏切り者と言われつつも独立を決断、前身となるアクロス・ザ・ユニバースを設立。その後、「人との縁」を大切にしながら、ベンチャー企業の成長支援事業を展開する現会社に夢を賭ける。

 

まずは本題の、インターン生を採用する理由からお聞きしていいですか?

インターンの種類が主に2つあって、

  • 新卒採用過程でのインターンシップ
  • 一般応募のインターンシップ

(1)については、採用のミスマッチを防ぐのが目的です。実際問題、面接と履歴書じゃ人は分からないでしょう。なので一緒に仕事をしてみたり、我々の雰囲気に触れてみて欲しいんです。また、その人自身を見せていただきたいんですよね。

(2)については、うちの会社のことを広く認知してもらおう、ってことが主なる意図です。あとは、ボランティア。これから社会へ出て行く上で、いろんな会社を知っておいたほうがいいでしょうということです。

では、インターン生に求めているものは何ですか?

実務レベルの売り上げとかは求めていません。素のその人を見せて欲しいですね。そのほうがお互いに良いと思いますし。ただ、(2)のインターンについては、一部戦力になってもらえたら尚良いです。

楽しく働けますか?

楽しいですよ、そりゃ。
うちの社員は、前向きだし、性格いいし、頭いいし、そういうやつらなんですよ。
お客さんもいい人たちばっかりで、こんなにいい人に恵まれている会社も珍しいと思ってるんですよ。そんな中に来れば、よっぽど悪いやつでも、良くなりますよ。

起業について

起業のキッカケは何ですか?

突然、会社を作りたいと思ったんです。
25歳で会社勤めをしていたときに、車を運転していて右折の信号待ちをしているときに。で、アイデアも浮かんで。
それまで会社作ろうなんて思ったことなかったですし、勤めていた会社も大好きでしたし「このまま行ったら俺めちゃめちゃ出世するなぁ」とかも思ってたんですけど。

ご自身が会社辞めるときに、反対はなかったんですか?

めちゃめちゃありましたよ。
でも、しゃーないですよね。恋愛でもそうじゃないですか。
嫌いになったり、もっと好きなやつができたら、しゃーない。

ビジネス化までのプロセスを教えてください

ベンチャー企業がビジネスにならないのは、単純にプロモーションが出来ていないからだと思ったものですから、こんな仮説を立てました。 『企業のネットワークを構築して、しっかりとした情報を伝える仕組みがあれば、必ずビジネスは生れる』それで、プレジデンツ・データ・バンクというビジネスが生れるインフラを構築しようと思ったわけです。

ちなみに、社名の由来って何ですか?

経営者を応援しようと思ったんで、経営者がなにか困ったときに、見たり、データを集めたりするところから。だから、経営者の(Presidents’)データバンクにしました。

ベンチャーに特化した事業を起こそうとしたキッカケはありますか?

会社を作ったときに、我々の周りにもベンチャーの社長っていっぱいいたんですね。
で、ベンチャーの社長って「こんなことやりたい」とか夢持ってるので、それを叶えてあげようと思ったんですよ。会社が出来て間もないとか、事業が出来て間もないとかで、うまく行かない部分をサポートしてあげたい。それで今の事業になりました。

なぜ経営者を応援しようと思ったんですか?

いろんな若い経営者に会った、ってことですね。あとは、私自身も起業したのに、なかなかうまくいかなかったのも大きな理由です。

育った家庭環境などで起業に影響してるものはありますか?

ちっちゃいころから、転校が多かったんですね。だから、いつも新しい環境に飛び込むことには慣れていました

子供のころは何も考えてなかったんですが、思い返してみると何かと輪の中心に居ることが多かったと思います。
こんなん言って、友達が聞いたら「嘘つけや!」って言われそうですけど。(笑)

親のしつけ自体はそんなに厳しくなかったですし、勉強は恐ろしいほどしませんでした。
学生時代はパチプロでしたね。だから、学生時代にやっておいたほうがいい事なんて私が言えた義理ではないんですよ。
他人に迷惑さえかけなければ何やってもいいと思います。いろんなこと挑戦してみてください!

どのくらい稼いでいたんですか?

私は生きるためにパチンコしてたので、3年間で2700万だから…月に70万くらいかな。今より使う金はあったかもしれないですね(笑)

PDBの特色について

言葉の領収書について教えてください。

まさに領収書の形をしていて、お会いした人から頂戴した「コトバ」を書き込みます。書き込んで、複写できるようになっているので、その場で書き込んで、「素敵なコトバをありがとうございます!」という感じでお渡ししてます。

特に心に残っているものってありますか?

700枚ぐらい切りましたが、一番突出して心に残ってるというのは特にないです、全部ですよ。

どうして始めたんですか?

私は、以前お会いした方々に手紙を書いていました。しかし、なかなか続かない、続かない。そのうち自分が嫌になってきて手紙を書きたくないから、その場でなんとかしようと思って作りました。

何かをやることに関して、私は常に最大効果を狙いたい。
どうせやるなら、意味のないことよりも、意味のあることを。そして、やるんだったら、それで「わっ」って思わせたいですよね。
そういうことをいつも考えてるんで、これを思いつきました。

ご自身もお若いですし、社員さんも皆さんお若いと思うんですが、それで得したことってありますか?

まぁ、頑張ってる感はありますよね。ビジネスは年齢でするもんじゃないと思ってるんで、目上の方からは「生意気だ」と思われたことはあるかもしれないですね。
でも、年齢に見合うだけの経験をしていればいいと思います。
まぁ若いっていう認識も特にないですよ。最初に起業したとき26歳だったんでこれでも歳とったと思いますね。

社員さんって、どんな方が多いですか?

みんな面白いですよ。うちの社員はみんな個性的だし、人っていろんな人がいていいと思います。それを一つの方向に向かわせるような会社で、一つのことで頑張れるような環境とか、そういうのがあれば人ってどんどん面白くなっていくと思うんですよ。
私はそういう環境を提供したい。
うちの社員はみんな生き生き仕事してますよ。やらされてるやつは、いないと思います。
やらされてたら、この会社は相当つらいです。毎日新しいことやらなきゃいけないし、考えなきゃいけないし。休日返上とか、夜遅くまでやってるのは、自主的に取り組んでいるからですよね。

そういう、みんなで頑張れる環境づくりはどのようになさってるんですか?

うちの会社がやってること自体、ですね。「こういうことをやりたい。これをやれば、世の中がこうなって・・・」っていうビジョン。そこにみんな集まって来てくれてるんです。その中で「自分がこれをやれば、こういうことが出来る」っていう自主性を持ってもらう。

 

経営者について

経営者として一番大事にしてるものって何ですか?

やっぱり、人っていうのを中心に物事を考えてるんです。
人って、私に魅力がないと集まってこないので、私がいろんな意味で器を広げて勉強したり、いろんな人に会ったりする必要があると思っています。
経営者が魅力的じゃないと会社も魅力的じゃないんですよね。

そういう風に、人との縁を大切にしようと思ったキッカケとかはありますか?

今まで生きてこれたのもそのおかげですし。サラリーマンの時はあまり気にしなかったんですけど、会社をつくってえらい苦労して食えなくなって、いろんなことがあって…。でも、いろんな人が助けてくれたから、今の自分がいる。会社って人の集まりでしょ。社会だってそうですし。人って、一人だけじゃ生きていけないんで。
そういうのを、会社をつくることによって実感したんです。

経営者としての喜びはなんですか?

私の場合は、うちの会社の社員が「良かったな」とか、みんなでやってる感です。そうじゃなきゃ、会社にしません。みんなで一つのことを頑張りたい人間なんで、そういうのが一番の喜びですかね。

逆に苦労ってのも、人絡みですよね。
絶対辞めないと思っていた人が辞めちゃったりとか。
喜びも苦労も基本的には人ですよね。

でも今のところ一番苦労したのは金かな。
誰でも苦労すると思うし、しないやつはだめだと思います。

電気とかガスとか、止められるんじゃねぇかと思ったこと何度もありますよ。
仕事がうまくいかなくて、でも生活してればお金は出て行くじゃないですか。
そこから、単純に頑張りまくって立ち直りました。

最長何時間くらい連続で仕事しましたか?

3日ぐらいじゃないですか?さすがに寝ますよ。
家にぜんぜん帰んなかったですよ。一週間に数回とか。睡眠時間は3時間4時間ってのはずっと続いていました。
今は、日曜は絶対休むようにしてます。
それまでは土日も関係なく、夜も朝も関係なく働いていました。

お休みって何してますか?

必ず家族と遊ぶことにしているんですよ。
小学生と幼稚園の子供がいるので、ゲーセンいったり、買い物いったり、遊園地いったりアクティブに過ごしてます。

先ほど、「辞めてしまう人が」が苦労の一つだとお話があったんですが、辞める人への対応はどのようになさっていますか?

一応止めますけど、その人の人生なんで、しゃーないとこありますよね。
私だってサラリーマン辞めた人間ですから。
辞める人もいるけど、前向きに頑張ってる人もいるんで、その人たちを応援した方が会社にとってはプラスなんじゃないかと考えてます。

会社の中でこれだけはなくなったら困るものは何ですか?

社員ですね。社員がいなくなったら、俺やる気なくなると思うんです。

ご自身のモチベーションの維持はどのようにしてますか?

いろんな物事が、全てモチベーション上げてくれるので特に意識はしてないですけど、落ち込んだ時なんかは元気のある社長んとこに行こうと思いますね。
あとは、よっぽど落ち込んだら漫画喫茶に行って「スラムダンク」と「サラリーマン金太郎」読みます(笑)
スラムダンクは最後の3巻くらい、山王戦あたりを読むとかなり元気になりますよ!

社員さんについて

先ほどからお話を伺っていると、社員さんをすごく大事にしているのが感じられるんですが、社員のモチベーション維持はどうしてますか?

まずは、落ち込んでるようだったら話をします。毎日顔色見てますね。
特段何か仕組み化してるとかはないですね。

それと、毎年内定者の家庭訪問に行くんですよ。
うちの会社ってまだまだちっちゃいので、大学卒業して、いきなりうちの会社に入るっていうと、親とか「はぁ?なんでこんなちっちゃい会社?」って言うんですよ。
なので、どこであろうと親御さんに挨拶に行くんです。北海道から、今年は佐渡島も行きましたし、伊豆も行きました。

「息子さん娘さんをお預かりするので、私はこんな事を考えていて、うちの会社に入ってくると、こんな事を学んで、こんな人間になるので、心配しないでください!」と説明します。 知らないってことが、一番理解されない理由だと思うんですね。一回会うと距離が縮まるっていう効果は絶対あるんです。

社員が増えてもそれは続けますか?

そうなったら参観日ですね。会社に呼んで、交通費出して、食事会とかつけます。
あと、父の日・母の日には社員の親御さんに花を贈ってます。
そういうの会社の名前で送ると、親御さんは「こういう会社に勤めてるんだぁ」って思って「花どうもありがとう、最近どうなのよ」って子供とコミュニケーションできるんです。

会社について

経営理念を簡単にご説明いただけますか?

何かして貰おうと思ったら、まずは自分から何かしようって事です。

うちの会社がお客様に何かいいことをしてあげると、それが返ってくるっていう好循環を作りたいですね。

将来のビジョンとかありますか?

まず、我々がやってることっていうのは、企業を応援してる事なんですけど、「日本で会社をやるんだったらPDBに頼めば何でもうまくいく」っていうデカいインフラを創りたいです。ビジネスが生まれるようなインフラを。

我々が最終的にどうなりたいかっていうと、日本一前向きな社長のネットワークを作って、日経新聞を超えるような新しいビジネスメディアを作って、それを見ればビジネスのネタが掴めるとか、そういう環境を作るっていうことです。

あとは、日本一の人材輩出企業を作りたいですね。うちで働いて辞めるとしたら、すごいスキルがついてて、みんなが「来てくれ来てくれ」って言うような。
優秀な人材がどんどんうちの会社から巣立っていくような。
とにかくうちの会社を経由することで、社員が魅力的になって世の中に出て行って、いいことをする、という会社の仕組みを作りたいです。

魅力的な人材を自社内に引き止めておかないんですか?

抜けていくから、入ってくるんですよ。

魅力的なやつも、ずっとそこにいたら魅力的じゃなくなってきますから。
ぬるま湯になっちゃったり、下のやついじめちゃったり。そこに回転がないとダメですね。全員一気に辞められたら困りますけど(笑)

私がいつも思ってるんですけど、いい人材が、いい環境に来て、いい事を一生懸命やったら、絶対その会社伸びるんですよ。それなら、その環境をうちの会社で作ればいいんです。
うちの会社はお客様が全員社長さんなんですよ。社長っていうのは、いつも会社のこと考えていたり、厳しかったり、面白かったり、魅力的な人が多いと思います。そういう人たちと社員が接してると、やはり揉まれ揉まれて成長していきますね。

最後に

学生に向けて何か一言お願いします

「なーんかやりたいな」とか「俺は人とは違うぞ」とか言ってるクソ生意気なやつらイッパイいるじゃないですか。そういうやつらは是非うちに来て欲しいですね。
まずは自分が全然出来なかったって事が分かるだろうし、世の中にはいろんなこと考えている人たちがいるってことも分かるだろうし…。いろんな経営者に会えるっていうことが、うちにインターンに来るっていう一番のメリットだと思います。
将来、会社をつくるとか、コンサルティングとかをしたいと思ってるなら世の中たくさんいる社長たちに接する機会をご提供しますよ。

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